2017年10月17日

サッカー日本代表FIFAランキング44位に…過去には世界9位だったことも?アジア3番手となった日本代表、W杯への影響は

ワールドカップ2018 ロシア大会への本戦出場を決定づけて勢いに乗りたいサッカー日本代表でしたが、先日発表されたFIFAランキングにおいて、前回40位の評価から4つランキングを下げた44位となったことが明らかとなりました。

世界各国のサッカー代表チームにおける「格付け」とも言えるFIFAランキング

今回、サッカー日本代表がアジア3番手となるFIFAランキング44位になったことで、ワールドカップ本戦への影響も懸念されています。

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サッカー日本代表がFIFAランキング44位に

9月に発表されている前回発表のFIFAランキングにおいては、6大会連続・6度目となるFIFAワールドカップへの出場を決定づけたことが高く評価されており、ハリルホジッチ監督が就任して以降、最高位となる40位にランクインしていたサッカー日本代表

16日に発表された今回の最新FIFAランキングでは、そのランキングを4つ下げて、アジア3番手となる44位となってしまいました。

アジアにおけるサッカー代表チームにおいて、トップのランキングとされているのは34位のイラン。

次に、前回50位から7つランキング評価を高めたオーストラリアが43位、イラン、オーストラリアといったアジア勢の強豪に続くかたちで日本が44位とされています。

今回のFIFAランキング発表において、ヨーロッパ強豪国らの上位10ヵ国のランキングが注目されており、前回FIFAランキングにおいて首位を奪還したドイツが引き続きFIFAランキング1位の座を死守しています。

他に、フランスが1ランク下げて7位に、カタルーニャ独立によって代表メンバーの顔ぶれに変化が起こる可能性のあるスペインは3ランクを下げて8位にランクイン。

また、ワールドカップ ロシア大会において大陸間プレーオフへの進出が決定したペルーが前回から2ランク評価を上げて10位にランクインしています。

ドイツ、スペインといった「優勝候補」のFIFAランキング変動が注目されていた今回の発表でしたが、スペインの8位変動によって、ワールドカップ本戦における抽選ポッドがほぼ確定となり、ドイツ、ブラジル、スペインと同じグループとなる可能性が浮上し、早くもワールドカップにおける「死のグループ」の行方をも左右しています。

サッカー日本代表のFIFAランキング推移

発表時期 代表チーム FIFAランキング
2016年 11月 日本 45位
2016年 12月 日本 45位
2017年 10月 日本 44位
2017年 1月 日本 46位
2017年 2月 日本 52位
2017年 3月 日本 51位
2017年 4月 日本 44位
2017年 5月 日本 44位
2017年 6月 日本 45位
2017年 7月 日本 46位
2017年 8月 日本 44位
2017年 9月 日本 40位

2017年2月前後には、一時期50位までFIFAランキングを下げつつも、40位台をキープしているサッカー日本代表

前回9月のFIFAランキング発表においては、2015年のハリルホジッチ監督の日本代表監督就任以来、最高ランクとなる40位ジャストの評価を得ているものの、ワールドカップ本戦への出場を前にオーストラリアやハイチとそう変わりのない44位に留まる結果となってしまいました。

過去のサッカー日本代表において、FIFAランキング最高記録は、1998年2月・3月に記録している「9位」が最高順位

かつては「世界に9番目に強い国際代表チーム」という評価を得ていた日本代表ではありますが、この1998年当時の「FIFAランキング9位」は、現在とはランキング順位の計算方式が異なり、親善試合を多くこなした国ほど順位が挙がりやすいといった計算方法をとっていたこともあって、現在の「44位」という評価が、本来の「日本代表の立ち位置」と言うことができます。

FIFAランキングとは?

1993年に発足した「FIFAランキング」は、FIFAのオフィシャルパートナーであるコカ・コーラが協賛している、世界各国のナショナルチームの強さを表したランキング。

数値上で各国のAナショナルチーム(A代表)の強さを示すことを目的に始まったFIFAランキングでしたが、20数年の歴史の中で、ランキング評価の問題点を解決するために、これまでに2度の「算出方法の改定」が行われています。

現在の算出方法が採用される以前の計算方法の例として挙げられるのが、1993年発足当初の計算方式

当時のFIFAランキング評価方法は非常にシンプルなルールのもと計算されており、「対戦相手のレベルに関係なく」、勝てば3点、引き分ければ1点のポイントが与えられる勝ち点方式に近い方法で、ランキングを決定していました。

そのため、直近数カ月間の間に、より多くの国際試合(親善試合なども含む)をこなしたチームほど、FIFAランキング上で優位になる、といった問題があり、サッカー日本代表も、この計算方式によって「FIFAランキング9位」という「世界で9番目に強いチーム」としてランクインしていたこともありました。

FIFAランキング算出方法 改定の歴史

2017年現在においては、「それまでのランキング算出方法があまりにも複雑であり、よりわかりやすい計算方式にすること」を目的に、FIFA公式によるランキング算出方法の改定が行われています。

この新しいランキング算出方法への改定のなかで、「より多くのサッカーファンの主観とランキングをマッチさせること」「ある国が対戦するほとんどの対戦相手が同じ大陸内の国であること」「強豪国が多いヨーロッパ・南米と、弱小国の多いアジア勢などの対戦成績が、数値上で同じように扱われること」などを考慮した改善が実施されており、直近48試合の試合結果をすべて参考することによって、ヨーロッパ・南米の強豪国のランキング評価をより正しいものに是正した、と言われています。

しかしながら、新しいFIFAランキング算出方法では、国際試合の機会が少なくなるアジア勢は、必然的に評価ポイントを得にくい、といった課題などもあり、ランキング上位にふさわしい「誰もが認める強豪国」にとっては、より実態に近いランキングとなった一方で、ランキング下位の各国の実力を示す指標としては、以前よりも不正確になったとも言われています。

最新FIFAランキング一覧(上位50位まで)

最新FIFAランキング 国名 評価ポイント 前回
1  ドイツ 1631pts 1位
2  ブラジル 1619pts 2位
3  ポルトガル 1446pts 3位
4  アルゼンチン 1445pts 4位
5  ベルギー 1333pts 5位
6  ポーランド 1323pts 6位
7  フランス 1226pts 8位
8  スペイン 1218pts 11位
9  チリ 1173pts 9位
10  ペルー 1160pts 12位
11  スイス 1134pts 7位
12  イングランド 1116pts 15位
13  コロンビア 1095pts 10位
14  ウェールズ 1072pts 13位
15  イタリア 1066pts 17位
16  メキシコ 1060pts 14位
17  ウルグアイ 1034pts 16位
18  クロアチア 1013pts 18位
19  デンマーク 1001pts 26位
20  オランダ 931pts 29位
21  アイスランド 920pts 22位
22  コスタリカ 914pts 21位
23  北アイルランド 889pts 20位
24  スロバキア 885pts 19位
25  スウェーデン 872pts 23位
26  アイルランド 866pts 34位
27  アメリカ合衆国 843pts 28位
28  チュニジア 834pts 31位
29  スコットランド 821pts 43位
30  エジプト 818pts 30位
30  ウクライナ 818pts 24位
32  セネガル 815pts 33位
33  トルコ 807pts 27位
34  イラン 784pts 25位
35  コンゴ民主共和国 751pts 42位
36  パラグアイ 750pts 39位
36  ブルガリア 750pts 38位
38  セルビア 748pts 32位
39  オーストリア 745pts 57位
40  ボスニア・ヘルツェゴビナ 744pts 36位
41  ナイジェリア 721pts 44位
42  カメルーン 718pts 45位
43  オーストラリア 714pts 50位
44  日本 711pts 40位
45  ルーマニア 705pts 41位
46  チェコ 699pts 58位
47  ギリシャ 682pts 47位
48  モロッコ 680pts 56位
49  パナマ 670pts 60位
50  ボリビア 664pts 46位

ワールドカップ本戦への影響は?

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