2017年6月2日

ユーベか?レアルか?CL決勝戦のスタメンと戦術…19年ぶり決勝カードで激突する白き巨人:海外の反応

いよいよ明日~明後日にかけて午前3時45分のキックオフを迎えるUEFAチャンピオンズリーグ2017決勝戦

19年ぶりとなるユヴェントスレアル・マドリードによる頂上決戦に向けて、両チームの入念なウォームアップが繰り広げられています。

今大会の最多得点クラブと最少失点クラブが激突する、現代サッカーの2つの境地を象徴するようなこの対戦カード。

勝つのはユヴェントスか?レアル・マドリードか?

栄えある栄光に輝く最強クラブを占うべく、UEFAチャンピオンズリーグ2017決勝戦スタメン注目選手ユヴェントスvsレアル・マドリードの相性過去の対戦データなど、19年ぶりの激突を紐解いていきます。

試合開始1時間前、公式に本日のスターティングメンバーが公開!確定スタメンをお知らせしています。

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UEFAチャンピオンズリーグ2017決勝戦、ユーベvsレアル

UEFAチャンピオンズリーグ2017決勝戦の対戦カードは、目下の予想通り、スペインとイタリアの白き巨人とも言うべきビッグ・クラブによる頂上決戦と相成りました。

今大会の開催までに、強豪ひしめくスペインリーグにおいて公式戦40試合の無敗記録を打ちたてたレアル・マドリード。

イタリアが世界に誇る守護神・ブッフォンのキャリア晩年における花道と、クラブ悲願のチャンピオンズリーグ制覇を前にしたユヴェントス。

両チームともに、国内リーグでは文字通り「敵無し」の強さを誇るクラブチーム。

過去の対戦成績も、その実力も、ほぼ互角とも言われており、まさにフットボールのシーズンを締めくくるチャンピオンズリーグ決勝戦に相応しい試合となることは間違いありません。

チャンピオンズリーグ2017における最多得点クラブであるレアル・マドリードと、最小失点クラブであるユヴェントス、この2つのクラブチームによる頂上対戦は、スペインサッカーを体現する攻撃的で現代的な3トップ戦術と、イタリアサッカーを象徴する守備的で古典的な4バック戦術の激突となっており、21世紀のサッカー戦術が辿りついた「2つの結論」がぶつかりあうかのような興奮を感じ取ることができます。

今大会決勝での勝利を勝ち取ることができれば、過去に例を見ない史上初となる2連覇を成し遂げるレアル・マドリード。

対するユヴェントスも、優勝すれば21年ぶりとなる悲願の栄光を達成することから、両クラブが今回のチャンピオンズリーグに賭ける情熱には、ただならぬものを感じさせます。

果たして、史上最強の「矛」と「盾」が激突する両クラブチームの19年ぶりの決勝戦は、どちらに軍配が上がるのでしょうか?

UEFAチャンピオンズリーグ2017決勝戦のスタメンは?

試合開始まで1時間、チャンピオンズリーグ公式より本日のスターティングメンバーが公開されました!

ヨーロッパサッカー界において、全シーズンの締めくくりに開催されるチャンピオンズリーグ決勝戦

これまで、国内リーグから国際試合まで、2つのチームの特徴とスタメン傾向といったあらゆる情報が出揃った上での対戦となります。

お互いに今シーズンで見せた戦術やスタメンなどの「手の内が出揃った状態」で激突する両チーム。

シーズンを締めくくる最後のビッグ・ゲームとなるだけに、両雄ともに出し惜しみのない最高の状態で望むことは間違いありません。

2016-2017シーズンの傾向と、両チームの方針、特徴などから、チャンピオンズリーグ決勝戦のスターティングメンバーを予想していきます。

CL決勝戦スタメン – ユヴェントス

確定スタメン – ユヴェントス CL決勝戦

試合開始1時間前:チャンピオンズリーグ公式よりスタメンが発表されました。
試合開始1分前:UEFAの予想では、ユベントスは3バックの変則フォーメーションを採用との情報あり

  • GK:ジャン・ルイジ・ブッフォン
  • DF:レオナルド・ボヌッチ
  • DF:バルザッリ
  • DF:ジョルジョ・キエッリーニ
  • MF:ミラレム・ピャニッチ
  • MF:サミ・ケディラ
  • MF:ダニエル・アウヴェス
  • MF:アレックス・サンドロ
  • MF:マリオ・マンジュキッチ
  • MF:ディバラ
  • FW:ゴンサロ・イグアイン

招集メンバー入り選手 – ユヴェントス CL決勝戦

  • GK:ジャンルイジ・ブッフォン
  • GK:ネト
  • GK:エミル・アウデロ
  • DF:ジョルジョ・キエッリーニ
  • DF:メディ・ベナティア
  • DF:アレックス・サンドロ
  • DF:アンドレア・バルザーリ
  • DF:レオナルド・ボヌッチ
  • DF:ダニ・アウベス
  • DF:ダニエレ・ルガーニ
  • DF:シュテファン・リヒトシュタイナー
  • MF:ミラレム・ピャニッチ
  • MF:サミ・ケディラ
  • MF:クラウディオ・マルキージオ
  • MF:フェデリコ・マッティエッロ
  • MF:マリオ・レミナ
  • MF:クワドオ・アサモア
  • MF:ステファノ・ストゥラーロ
  • MF:トマス・リンコン
  • MF:フアン・クアドラード
  • FW:ゴンサロ・イグアイン
  • FW:マリオ・マンジュキッチ
  • FW:マルコ・ピアツァ
  • FW:パウロ・ディバラ
  • FW:モイゼ・ケアン

ユヴェントスの基本フォーメーションは「4-2-3-1」。

スペインお得意の現代的な3トップ戦術を掲げるレアル・マドリードとは対照的な、イタリアの伝統にユヴェントスらしい牙と革新性を併せ持ったフォーメーション。

古典的なイタリア式のカウンター戦術に、現代的なウィングプレーヤーとテクニカルなサイドバックを掛け合わせた、完成度の高いハイブリッド・モデルとも言えます。

守護神であるブッフォンを中心に、守備的なイタリア出身のディフェンダー、攻撃的なブラジル人のサイドプレーヤー、堅牢で強靭なドイツ製ボランチ、スピードとテクニックでカウンターを仕掛ける多国籍な攻撃陣、そして、強固な守備から生まれるたった一つのゴールで試合を決定づける一級品の南米産フォワード、イグアイン。

以前より、イタリア国内リーグにおいても、海外選手を起用した多国籍な顔ぶれが目立つユヴェントスは、2016-2017シーズンにおいて、守備陣以降をほぼ海外国籍を持つ選手で固めており、カウンター攻撃に特化したイタリアサッカーらしい戦術性に磨きをかけています。

イタリア人による「カテナチオ(開かない鍵)」直伝の堅牢な守備

イタリアの強固なゴールの扉を守り続けてきた守護神・ブッフォンを筆頭に、ボヌッチ、キエッリーニ、バルザッリといった、守備的サッカーが主流のイタリアで堅実なキャリアを築いてきたセンターバックを擁しており、代表試合でも馴染みを持つ3人のイタリア人によって、今大会の最小失点記録となる堅牢な守備を築き上げています。

陽気で軽快、そして攻撃的なブラジル人サイドバック

サイドプレーヤーとして並ぶのは、いずれもブラジル出身のダニ・アウヴェスとアレックス・サンドロ・ロボ・シウバ

試合開始1時間前、絶好調のダニ・アウヴェスは、2016-2017シーズンの基本形から発展し、中盤右サイドでの起用が発表されました。

もともと右サイドの攻撃的なミッドフィルダーであったダニ・アウヴェスは、準決勝までに右サイドでの大立ち回りから重要なゴールシーンを幾度となく演出しており、スペインリーグ・バルセロナでのプレー経験を持つ点もレアル・マドリード攻略の1つの鍵となるはずです。

左サイドバックであるアレックス・サンドロも、同じくブラジル出身のテクニカルなサイドプレーヤー。

独特のリズムと敵を嘲るかのような軽快なテクニックで、左サイドを掻き回し、相手チームの守備陣を狂わせます。

職人的なドイツの”潰し屋”が刈り取る中盤の危機

中盤の底に位置するのは、職人的な選手が多いドイツ人ボランチのサミ・ケディラ

かの伝説的なドイツ人サッカー選手「皇帝・ベッケンバウアー」と同じ異名を持つ「ミヒャエル・バラック」の次世代選手として、フリー移籍によりユヴェントスにやってきたケディラは、ドイツ人ボランチ特有の強靭なフィジカルと職人的なゲームメイクを期待され、今では「セリエAの“潰し屋”」の通り名を持って、相手チームの攻撃の芽を刈り取る、といったチームの「猟犬役」を担っています。

多国籍のスピードスターによる選択肢に富むカウンター攻撃

ユヴェントスのカウンター攻撃の要となるのが、攻撃的な中盤プレーヤーのディバラと、左右に開いたサイドプレーヤーのマンジュキッチ、クアドラートの3人。

2013年には、リーグ戦1試合あたりのドリブル回数において、あのクリスティアーノ・ロナウドを超える記録を持つスピードスター、クアドラートと、左ウィングに近い役割でサイドから中央までの多様な選択肢を持つウィングストライカーのマンジュキッチ

左右2人のスピードスターを束ねるのは、同じくスピードに優れ、また繊細なテクニックとポストプレーもこなす柔軟な強さを持ったマルチプレーヤーのディバラ

スピードとテクニック、一辺倒なカウンター攻撃にならないだけの多様な選択肢を持つ3人が、ユヴェントスのカウンター攻撃を支えます。

「1点だけあれば良い」最後を決める決定力、イグアイン

伝統的なイタリアサッカーの考え方に「ゴールは、たった1点だけあればそれで良い。」という考え方があります。

カウンター戦術をベースとし、守備的なイタリアサッカーらしい格言ではありますが、現代の攻撃的サッカー全盛の時代において、その「たった1点」を2倍、3倍にして実現する決定力を持ったプレーヤーが、ゴンサロ・イグアインです。

レアル・マドリード在籍時には、ウィングフォワードを務めたこともあり、スピード、テクニック、フィジカル、ゴールセンス、全てを兼ね備えた「ワントップのあるべき姿」と言っても過言ではありません。

PKを蹴らない選手であるにも関わらず、単位時間当たりの得点率において、ヨーロッパリーグトップの記録を持っており、一度火が付くとハットトリックを連発し、勢いに乗ったハイペースでのゴールを量産する姿が特徴的な選手。

以前スランプに陥った際には、ルート・ファン・ニステルローイから「ゴールとはケチャップみたいなものだ。」というアドバイスを受けて再び大爆発した、という逸話が語られています。

このアドバイスは「ケチャップは振っても振ってもなかなか出てこないが、突然のようにたくさん出てしまうこともある。」という意味の励ましでしたが、まさにイグアインのような「ゴールデンタイムに突入して時間当たりの量産ゴールを叩き出すプレーヤー」にぴったりの表現です。

同じく南米大陸出身のダニ・アウヴェスとは相性が良いようで、準決勝ではアウヴェス-イグアインのコンビで勢いに乗っての2得点。

はたして、UEFAチャンピオンズリーグでの「スーパーケチャップ・タイム」を見ることができるのでしょうか?

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