2017年3月18日

細田守監督作品一覧と興行収入は?ポストジブリのジャパニメーション監督の履歴書:海外の反応

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3月24日に日本テレビ系・金曜ロードショーにて「おおかみこどもの雨と雪」が放映される細田守監督

「ポストジブリ」の呼び声も高い日本を代表するアニメーション監督として順風満帆な細田守監督ですが、最新作「バケモノの子」の大ヒットまでにどのような軌跡を辿ってきたのでしょうか?

「おおかみこどもの雨と雪」のあらすじ・ストーリーを紹介した前回に続き、今回はアニメーション監督・細田守氏の履歴書と題して、細田守監督作品一覧興行収入についてご紹介します。

細田守監督の履歴書

  • 氏 名 : 細田守
  • 生年月日: 1967年9月19日(49歳)
  • 出 身 : 富山県中新川郡上市町
  • 職 業 : アニメーション監督、アニメーター
  • 学 歴 : 金沢美術工芸大学 美術工芸学部 美術科 油絵専攻 卒業
  • 1990年頃: 金沢美術工芸大学 油絵専攻 卒業
  • 1990年頃: スタジオジブリ 研修生採用試験に最終選考まで残るも不採用
  • 1991年 : 東映アニメーション アニメーターとして入社
  • 1995年 : 「十二戦支 爆発エトレンジャー」第27話Aパートで絵コンテを担当。その他作品でも原画、作画監督補佐に
  • 1996年 : 「るろうに剣心」 絵コンテを担当
  • 1997年 : 「ゲゲゲの鬼太郎(第4期)」にて演出家としてデビュー
  • 1997年 : 父親が急病で他界
  • 1999年 : 「劇場版デジモンアドベンチャー」にて監督に抜擢
  • 1999年 : 「デジモンアドベンチャー」テレビシリーズ第21話を演出
  • 2000年 : 「劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」を監督し、注目を集める
  • 2000年 : 東映アニメーションよりスタジオジブリに出向
  • 2000年 : 「ハウルの動く城」に監督として携わる
  • 2001年 : 母親が脳梗塞で倒れる
  • 2002年 : 「ハウルの動く城」の製作が行き詰まり、同年4月に監督から退く
  • 2005年 : 東映アニメーションを退社してフリーになる。
  • 2006年 : 「時をかける少女」を監督し、興行収入2.6億円を記録
  • 2009年 : 「サマーウォーズ」の製作中に、母親、祖母が他界
  • 2009年 : 「サマーウォーズ」を監督し、興行収入16.5億円を記録するヒット作に。
  • 2012年 : 「おおかみこどもの雨と雪」を監督、興行収入42億円を記録し、同作品で小説家としてもデビュー
  • 2015年 : 「バケモノの子」を監督。興行収入58.5億円、名実ともに日本を代表するアニメーション映画監督に。

「ポストジブリ」の細田守監督は、ジブリと縁を持ちながら自身の道を歩んでいる

映画「サマーウォ-ズ」の海外公開以来、あの宮崎駿監督が率いたジブリのポジションを継ぐ日本人アニメーション監督として、「ポストジブリ」の呼び声が高まっている細田守監督

ご本人は、「あくまで、宮崎駿監督を目指しているわけではない。」と、日本を代表する先人にリスペクトしつつ、自身の歩む道を強調することが多いようですが、日本の郷愁を感じさせる世界観と、家族や子ども、日常のなかのファンタジーなど、共通する感性も多く作品から読み取ることができます。

それというのも、若き日の細田守監督が、スタジオジブリと縁遠からぬ関係にあったから、ということが前述の履歴書からも読み取れるのではないでしょうか。

1990年ごろ、金沢美術工芸大学・油絵専攻を卒業した細田監督は、スタジオジブリの門戸を叩き、採用試験の最終選考にまで進みます。

惜しくも最終選考で不採用となってしまった若きアニメーターは、後に、東映アニメーションでアニメーターとしての道を歩み始めることとなりますした。

東映アニメーションで着実に頭角を現した細田守青年は、「劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」で、そのクオリティの高さから注目を集め、なんと33歳のある日、スタジオジブリに出向、あの「ハウルの動く城」の監督として指名されます。

まごうことなきスタジオジブリの最新作における監督として、いわば文字通り「ジブリを継ぐ者の一人」として数えられた細田守監督でしたが、2001年の就任翌年に母親が脳梗塞で倒れてしまい、その後、ジブリとの意見の違いなどから、監督を降板してしまいます。

こうしたジブリとの縁遠からぬ背景の後に、フリーとなった細田守監督は、「時をかける少女」での成功を経て、自身の家族とそれまでの経験を元に、「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」といった「家族」をテーマにした3作品を世に送り出し、名実ともに「ポストジブリ」と呼ばれるようになったのです。

直近3作品では「家族と子ども」がテーマの細田守監督、サマーウォーズ公開までに父と母、祖母を亡くしている

「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」、直近の作品3つは、いずれも「家族」「母と子」「父と子」を描いたもので、ストーリーや世界観の関連性はないものの、扱うテーマとしては3部作としても見ることのできる映画です。

「家族」「母」「父」「子ども」といった普遍的なテーマを描くことの多い細田守監督ですが、こうした監督作品のテーマには、商業的な狙いだけではない、細田守監督自身の体験があります。

「自分自身が結婚したという体験が大きかったですね。」

「先方のご家族に挨拶に行ったときに、それまで会った事もない人と次の瞬間には家族になる、ということが、とても不思議で面白かったんですね。」

「その体験を映画にしてみようと思ったのが、制作のきっかけです。」

「『サマーウォーズ』は、「家族の映画」というよりは「親戚の映画」にしたかったんです。」

「家族の映画はたくさんあると思いますが、親戚の映画ってなかなかないんですよね。しかも、親戚が主人公のアクション映画は、世界映画史上でも初めてじゃないですかね。」

(引用・出典:2010年1月26日付 CINRA.NETインタビュー記事より – https://goo.gl/rCkdEz)

細田守監督が、最初に「家族」をテーマとして描いた作品「サマーウォーズ」を公開するまでに、父親・母親、そして祖母が他界しており、その「サマーウォーズ」自体も、細田守監督自身が、母方の実家に帰省した際の体験談が元となっているようです。

映画「サマーウォ-ズ」では、現代よりもさらにネット社会が発達した近未来、長野県の田舎で先祖代々の土地に暮らす大家族のドタバタ劇を描き、「現代、そして未来的な世界でも、家族のあり方は変わらない」という姿を描いた細田守監督。

続く「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」では、現代の日常とファンタジー世界が織り交ざった世界観のなかで、家族と子どもにまつわる普遍的なテーマと社会問題を、軽快に描き出すといった作風が定着しました。

細田守監督による作品一覧

おおかみこどもの雨と雪

バケモノの子

サマーウォーズ

時をかける少女

その他の細田守監督作品

  • ワンピース オマツリ男爵と秘密の島
  • 劇場版デジモンアドベンチャー3D デジモングランプリ!
  • 劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!
  • 劇場版ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎の幽霊電車3D
  • デジモンアドベンチャー

細田守監督作品の興行収入は?

  • 時をかける少女     : 興行収入2.6億円
  • サマーウォーズ     : 興行収入16.5億円
  • おおかみこどもの雨と雪 : 興行収入42億円
  • バケモノの子      : 興行収入58.5億円

細田守監督が手がけたアニメ映画の興行収入を見ていくと、第1作となる「時をかける少女」での興行収入が2.6億円、スマッシュヒットを生み出した細田監督は、その後に、「サマーウォーズ」で興行収入16.5億円を達成し、邦画の興行的な面においても着実な成功を収めていきます。

続く「おおかみこどもの雨と雪」で興行収入42億円「バケモノの子」で興行収入58.5億円と、日本映画界のみならず、世界的にも評価を得る「大ヒット」を生むヒットメーカーとなりました。

現在では、フランスを中心とした上映や展示会が行われた事もあり、国内外において「ポストジブリ」「宮崎駿の後継者」という呼び声が高まっています。

当の細田守監督本人は、「宮崎駿監督になりたくてやっているわけではないので・・・。」と、ジブリと比較されることに対してリスペクトを評しつつも、好意的な評価とは見ていないようですが、最新作「バケモノの子」に続く次回作を重ねていくにつれて、「世界のジブリ(の後継者)」という評価から、「世界のホソダ」という評価も高まっていくのではないでしょうか。

Twitterの反応

海外の反応

Ty Lion「この男とハヤオミヤザキは僕にとって最も優れたアニメーション監督だ。彼らの作品を愛しすぎてブルーレイが待ちきれない。」

Chewiiiiiie「なんてこった!ジブリの後に王座に座るキングだよ!」

Anar Sosoroo「間違いない!」

eclipsesonic「彼の熱烈なファンである事を告白するよ、サマーウォーズ、時をかける少女、おおかみこどもの雨と雪は、僕のベストアニメーション映画のトップ10に入るね。」

Jennifer Ruan「何だって!?彼はオースラリアに来た事があるってのかい?もう一度来てくれなきゃダメだよ!」

José Abel Salazar Lizárraga「サマーウォーズがもう一度観たい!」

thejking「マモル・ホソダのアニメ映画は完璧だ!次回作が待ちきれないよ!」

(引用・出典:Youtbeコメント欄より翻訳 – https://www.youtube.com)

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