2017年9月10日

FIFAワールドカップ|ヨーロッパ予選速報!苦戦のイタリア、ポルトガルは本戦出場なるか?

先月31日に開催されたFIFAワールドカップ アジア予選Bグループ オーストラリア戦で見事ワールドカップ2018の切符を掴みとったサッカー日本代表。

全世界で続くワールカップ各国予選において、2018年のロシア大会の舞台でサッカー日本代表と激突する強豪国がしのぎを削っています。

今回は、FIFAワールドカップ ヨーロッパ予選速報として、予選結果から、日本代表のライバルとなるヨーロッパ勢の注目チームについてご紹介します。

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FIFAワールドカップ|ヨーロッパ予選

「サッカー」というスポーツが成立して以降、イングランドを中心としてヨーロッパ各地に拡がっていたその文化は、現代においては「サッカー強国が集うヨーロッパ」として認識されています。

常に「死のリーグ」が入り乱れFIFAワールドカップヨーロッパ予選ですが、現在の予選状況はどのような様相となっているのでしょうか?

FIFAワールドカップヨーロッパ予選順位表を確認してみましょう。

FIFAワールドカップ|ヨーロッパ予選グループA 順位表

順位 グループA 点差 勝点
1 フランス 5 2 1 10 17
2 スウェーデン 5 1 2 11 16
3 オランダ 4 1 3 5 13
4 ブルガリア 4 0 4 -4 12
5 ルクセンブルク 1 2 5 -10 5
6 ベラルーシ 1 2 5 -12 5

FIFAワールドカップヨーロッパ予選 グループAにおいては、ジネディーヌ・ジダン、クロード・マケレレ、ティエリ・アンリといった往年の「マエストロ」達を生み出した大国・フランスが1位を独走する状況が繰り広げられています。

9月3日に行われたルクセンブルク戦では、FIFAランキン136位の「超・格下」とも言えるルクセンブルク代表を相手にドローで終わるという失態を演じてはいるものの、同じくヨーロッパ強国の一角に列するオランダに対して4-0のスコアで勝利するといった金星も挙げており、ワールドカップ本番に向けた調整度合いも伺えるところ。

かつてのジダンが率いた「黄金時代」のように、トップスターが目白押しの陣容ではなくなっていますが、イタリア・ユヴェントスやイングランド・マンUなどで活躍する世界的なMF・ポール・ポグバを筆頭に、高い総合力を発揮する実力派チームとなっています。

予選1位を守るフランスとは対照的に、グループAでの苦戦を強いられているのが、トータル・フットボールの本家・オランダ。

33歳の円熟の域に入ったウェスレイ・スナイデルを筆頭に、優れた中盤選手の多いオランダですが、アルイェン・ロッベン、ロビン・ファン・ペルシーといった往年のスター達もイマイチ振るわず、グループA 3位に甘んじるという状況に陥ってしまいました。

FIFAワールドカップ|ヨーロッパ予選グループB 順位表

順位 グループB 点差 勝点
1 スイス 8 0 0 15 24
2 ポルトガル 7 0 1 24 21
3 ハンガリー 3 1 4 2 10
4 フェロー諸島 2 2 4 -11 8
5 アンドラ 1 1 6 -15 4
6 ラトビア 1 0 7 -15 3

FIFAワールドカップヨーロッパ予選 グループBでは、現代の生けるレジェンド、クリスティアーノ・ロナウドが率いるポルトガルや、ヨーロッパ中堅の強国とも言えるハンガリーを下して、スイスがグループ1位に鎮座するという怪現象が発生。

未だ衰えを見せることの無いターミネーター、クリスティアーノ・ロナウドでしたが、早くも大陸間プレーオフに突入する窮地に立たされてしまいました。

FIFAワールドカップ|ヨーロッパ予選グループC 順位表

順位 グループC 点差 勝点
1 ドイツ 8 0 0 33 24
2 北アイルランド 6 1 1 14 19
3 アゼルバイジャン 3 1 4 -4 10
4 チェコ 2 3 3 1 9
5 ノルウェー 2 1 5 -8 7
6 サンマリノ 0 0 8 -36 0

FIFAワールドカップヨーロッパ予選 グループCでは、国内リーグ・ブンデスリーガの発展での育成と、昨今の国際舞台で「文句無く強い」と言われる総合力に高い評価を持つドイツが、安定のグループ1位を死守。

一方で、ネドヴェドといった往年のレジェンドを生み出したチェコが4位と苦戦するなど、時代の移り変わりを感じさせる予選結果となっています。

FIFAワールドカップ|ヨーロッパ予選グループD 順位表

順位 グループD 点差 勝点
1 セルビア 5 3 0 10 18
2 ウェールズ 3 5 0 7 14
3 アイルランド 3 4 1 3 13
4 オーストリア 2 3 3 0 9
5 ジョージア 0 5 3 -4 5
6 モルドバ 0 2 6 -16 2

FIFAワールドカップヨーロッパ予選 グループDで注目したいのが、グループ1位となっているセルビア。

かつては、その前身となったセルビア・モンテネグロの解体や国籍問題などで、セルビア国籍を持つヨーロッパクラブ所属選手の去就が話題にもなったセルビアですが、2006年6月3日のモンテネグロの分離を受けての独立から10余年、ヨーロッパ予選で頭角を現すほどのチームに成長しています。

FIFAワールドカップ|ヨーロッパ予選グループE 順位表

順位 グループE 点差 勝点
1 ポーランド 6 1 1 7 19
2 デンマーク 5 1 2 11 16
3 モンテネグロ 5 1 2 11 16
4 ルーマニア 2 3 3 0 9
5 アルメニア 2 0 6 -11 6
6 カザフスタン 0 2 6 -18 2

「死のリーグ」のなかで、ポルトガル・イタリア・チェコといった古参の強豪が苦戦する一方で、落ち着いた組み合わせの印象を受けるFIFAワールドカップヨーロッパ予選 グループE

ポーランド、デンマークといったヨーロッパ中堅の各国がしのぎを削ります。

FIFAワールドカップ|ヨーロッパ予選グループF 順位表

順位 グループF 点差 勝点
1 イングランド 6 2 0 13 20
2 スロバキア 5 0 3 8 15
3 スロベニア 4 2 2 6 14
4 スコットランド 4 2 2 4 14
5 リトアニア 1 2 5 -12 5
6 マルタ 0 0 8 -19 0

FIFAワールドカップヨーロッパ予選 グループFでは、イングランドが順当に1位を獲得。

スターリング、ウェルベック、ハリー・ケイン、エリック・ダイアーといったイングランド新世代の若手トップスターを初めとし、ジョー・ハートという世界最高峰のGKも抱えており、レジェンドたちの「世代交代」に見事成功している有力チームの1つ。

同じく、「世代交代と若手の育成」に強いと言われているドイツ代表と比べると、「イングランド・サッカー」らしい少ないボールタッチでのスピード&クロスプレーに適した選手が多い印象のイングランド。

ワールドカップ本戦で激突するシーンが待ち遠しく感じられます。

FIFAワールドカップ|ヨーロッパ予選グループG 順位表

順位 グループG 点差 勝点
1 スペイン 7 1 0 30 22
2 イタリア 6 1 1 12 19
3 アルバニア 4 1 3 1 13
4 イスラエル 3 0 5 -5 9
5 マケドニア 2 1 5 -4 7
6 リヒテンシュタイン 0 0 8 -33 0

FIFAワールドカップヨーロッパ予選 激動のグループGでは、グループ1位を死守する無敵艦隊・スペインと、2位に甘んじるイタリアが印象的です。

2010年のワールドカップで優勝を飾っているスペイン代表は、3バックと4バックの変則システムを多用しながらも、「3トップ、攻撃的な布陣」といった伝統のコンセプトは崩さないと公言されており、ダニエル・カルバハル、ナチョ・フェルナンデス、セルヒオ・ラモスといった銀河系を守る攻撃的なディフェンダーたちがそろい踏み。

その中盤選手には、イスコ(レアル・マドリード)、セルヒオ・ブスケツ(バルセロナ)、ダビド・シルバ(マンチェスター・C)、アンドレス・イニエスタ(バルセロナ)、マルコ・アセンシオ(R・マドリー)といった世界最高峰のスペインリーグが誇るトップスターが名を連ね、攻撃陣でもアルバロ・モラタ(チェルシー)、ペドロ・ロドリゲス(チェルシー)、ダビド・ビジャ(NYシティ)といった「ヤングスター」達が虎視眈々とゴールを狙います。

一方で、2位に甘んじているイタリア代表は、スペイン代表の好調を踏まえると大陸間プレーオフでの決着が濃厚。

ファビオ・カンナバーロ、ネスタといった、かつてイタリアの「カテナツィオ(開かない鍵)」と呼ばれた名選手の引退以来、世界的な知名度を持つ後継者に欠いているディフェンス陣や、ピルロ、トッティらサッカー史の一時代を築く「ファンタジスタ」の不在もあり、ロシア大会への出場が危ぶまれています。

FIFAワールドカップ|ヨーロッパ予選グループH 順位表

順位 グループH 点差 勝点
1 ベルギー 7 1 0 32 22
2 ボスニア・ヘルツェゴビナ 4 2 2 11 14
3 ギリシャ 3 4 1 6 13
4 キプロス 3 1 4 -4 10
5 エストニア 2 2 4 -11 8
6 ジブラルタル 0 0 8 -34 0

FIFAワールドカップヨーロッパ予選 激動のグループHにおいて、ヨーロッパでいち早くワールドカップ出場を決定しているのが1位のベルギー代表。

ビンセント・コンパニを初めとした「巨躯で強靭なデフェンダー」に特徴があるベルギー代表は、イングランド・プレミアリーグにおいて、過去5人しか達成していない「23歳で通算50得点」という脅威の成長を見せるロメル・ルカクを飛び道具にヨーロッパ予選を席巻。

瞬く間にヨーロッパ予選の通過を決めたベルギーが、ワールドカップ本戦の「ダークホース」となることができるでしょうか?

FIFAワールドカップ|ヨーロッパ予選グループI 順位表

順位 グループI 点差 勝点
1 クロアチア 5 1 2 9 16
2 アイスランド 5 1 2 4 16
3 トルコ 4 2 2 4 14
4 ウクライナ 4 2 2 4 14
5 フィンランド 2 1 5 -4 7
6 コソボ 0 1 7 -17 1

FIFAワールドカップヨーロッパ予選 激動のグループIでは、ファンタジックな発想に溢れる優良な司令塔を輩出している中堅国・クロアチアが1位。

トルコやアイスランド、ウクライナといった中堅国が並ぶ中、頭ひとつ飛びぬけたクロアチア、優良な中盤選手とフィジカルに優れた守備陣など、侮ることの出来ない実力を秘めています。

順調なスペイン、ドイツ、イングランド「国内育成も万全の強国」

FIFAワールドカップヨーロッパ予選において、順当な勝利を収めているスペイン、ドイツ、イングランドの3カ国に共通するのは「次世代選手の育成の成功」。

世界トップ4リーグが存在するこの3カ国では、自国選手のレベルアップにとって、これ以上ない環境が整っています。

スペイン・ドイツ・イングランドはサッカー育成理論に一言ある国

世界トップリーグとして多国籍なトップスターが集うスペイン、国内リーグでの育成を重要視し海外選手を少なく規定しているドイツ、自国がかつて標榜した「スピードサッカー」の理論に基づきサッカー教育における育成理論が形成されきっているイングランド。

「自国選手の育成」と「サッカー文化の発展」に力を注ぐこの3カ国が、ワールドカップ2018の舞台に勝ち上がるのは至極当然の結果とも言えるかもしれません。

暗雲立ち込めるイタリア代表 「世代交代に失敗したファンタジスタ」

一方で、FIFAワールドカップヨーロッパ予選において、苦戦を強いられているのがイタリア・ポルトガルの2大国。

かつては世界最高峰のリーグとも言われた「セリエA」でしたが、ファンタジスタ全盛のサッカーの時代が幕を下ろし、ポゼッション・サッカー全盛の現代サッカーの時代に移り変わると、イタリア代表の暗黒時代が到来してしまいました。

「カテナツィオ(開かない鍵)」とも呼ばれ「相手の長所を殺すサッカー」として知られた守備的サッカーは、ファビオ・カンナバーロやネスタといった絶対的なディフェンダーと、の引退と共に、「スター選手の台頭によって後継者が育っていない」という問題を露呈。

かろうじてイタリア代表の最後の扉を守り続ける守護神、ジャンルイジ・ブッフォンが39歳という年齢を推して代表出場しているものの、かつてのような「1点も取ることが出来ない」という怖さも無く、世代交代に失敗したチームという印象がぬぐえません。

苦戦のポルトガル代表 「他の強国に一段劣る国内リーグ」

同様に、チームの新陳代謝の問題を抱えているのがポルトガル代表。

スペイン・イングランド・ドイツといった「トップリーグを抱えるサッカー大国」とは異なり、国内リーグ・プリメイラリーガは、「ヨーロッパのトップリーグに選手を輩出する登竜門」的な位置づけ。

クリスティアーノ・ロナウドという、ジダンにすら「宇宙人」と言わしめる超・規格外選手を輩出してはいるものの、やはりその総合力では、他国代表に一歩譲ってしまう部分があります。

FIFAワールドカップ|出場国一覧(出場決定国)

2017年9月現在の、ワールドカップ出場国一覧を確認して見ましょう。

出場決定国 これまでの出場歴 前回大会成績
ロシア 2大会連続4度目 (前回1次リーグ敗退)
イラン 2大会連続5度目 (前回1次リーグ敗退)
日本 6大会連続6度目 (前回1次リーグ敗退)
韓国 9大会連続10度目 (前回1次リーグ敗退)
サウジアラビア 3大会ぶり5度目
ベルギー 2大会連続13度目 (前回8強)
ブラジル 21大会連続21度目 (前回4強)
メキシコ 7大会連続16度目 (前回16強)

FIFAワールドカップ|出場国一覧(現在順位からの有力国)

出場決定または有力チーム 予選 予選順位
フランス ヨーロッパ予選 グループA 1位
スイス ヨーロッパ予選 グループB 1位
ドイツ ヨーロッパ予選 グループC 1位
セルビア ヨーロッパ予選 グループD 1位
ポーランド ヨーロッパ予選 グループE 1位
イングランド ヨーロッパ予選 グループF 1位
スペイン ヨーロッパ予選 グループG 1位
クロアチア ヨーロッパ予選 グループI 1位
ウルグアイ 南米予選 2位
コロンビア 南米予選 3位
ペルー 南米予選 4位
コスタリカ 北中米カリブ海予選 2位
パナマ 北中米カリブ海予選 3位
ニュージーランド オセアニア予選 グループA 1位
ソロモン諸島 オセアニア予選 グループB 1位

大陸間プレーオフまたは敗退の可能性がある強豪チーム

代表チーム 予選 現在順位
オランダ ヨーロッパ予選 グループA 3位
スウェーデン ヨーロッパ予選 グループA 2位
ポルトガル ヨーロッパ予選 グループB 2位
チェコ ヨーロッパ予選 グループC 4位
アイルランド ヨーロッパ予選 グループD 3位
デンマーク ヨーロッパ予選 グループE 3位
イタリア ヨーロッパ予選 グループG 2位
トルコ ヨーロッパ予選 グループI 3位
ウクライナ ヨーロッパ予選 グループI 4位
アルゼンチン 南米予選 5位

続くFIFAワールドカップヨーロッパ予選

来年に迫ったワールドカップ本戦では、どのような顔ぶれが激突することとなるのでしょうか?

続報が待たれます。

Twitterの反応

海外の反応

ibrahim cowke「ワールドカップ2018はイタリアが制すると信じてるよ。」

ibrahim cowke「ちょっとしたフレンドマッチなんてくれてやるさ」

FeLiNe418「夢見てるよ。」

Welleson Carvalho「そして、夢から目覚めるんだ。」

Jackson Winkelson「(勝つのは)フランス代表だね。」

kellivan1「バイバーイ、オランダ!」

Anang Koes「オランダ代表は今ごろ泡食ってるだろうな。」

Junior BOI「イングランド代表なんかゴミ同然だね!」

Jamie「ふむ、その通りだ。ちなみに僕はイギリス人だがね。」

Arved Schomerus「ジョークが聞きたいって?イングランド人に聞けよ。」

(引用・出典:Youtubeコメント欄より翻訳 – https://www.youtube.com/)

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