子供のSTEM教育の未来

STEM(ステム)教育とは

アメリカで、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Math)の人材が不足していることから、その発展に貢献できる人材を育てるために作られた新しい教育分野です。頭文字を取ってSTEM教育と呼ばれます。

重要性と目的

AIの進歩が著しいこの時代、自発的に学び、クリエイティブな表現の出来る人材であることが世界中どこでも求められます。このSTEM教育の目的は単に理系人材を生み出すのではなく、自発的に課題を見つけ、創意工夫して解決する力を身に着けるというものです。

海外との比較

アメリカが発祥のSTEM教育ですが、現在では世界中で実施されている教育です。

アメリカではオバマ大統領がそれを本格的にし、現在ではSTEM教育は小学校から始まり、年間に何十億もの予算が投じられています。ベトナム、イギリス、シンガポール、中国、インドなども同じくかなりSTEM教育に需要を見出し、力を入れています。

その一方、日本のSTEM教育は他国に比べ遅れを取っていると言われています。2016年に202年からプログラミング授業の必須化が導入された際には、プログラミング教育が話題になりましたが、STEM教育はプログラミングだけではないのです。

子供用STEMおもちゃ

STEM教育は幼児の頃から始めるのが良いとされています。しかし、子供にとっていきなり勉強を教えられるよりは、おもちゃやゲームなどから導入する方が楽しむことが出来るかもしれません。

ラズベリーパイ

子供から大人まで楽しめる低価格な超小型コンピューターで、その人気は発売以来続いています。国内の正規代理店はRSコンポーネンツやKSY、アマゾンなどがあります。

カードでピピッと はじめてのプログラミングカー

2018年には日本おもちゃ大賞のエデュケーショナル·トイ部門で対象を受賞した、人気のある知育おもちゃです。

ロボット工作キット各種

各メーカーからロボットを工作できるキットが販売されています。プログラミングを楽しく学ぶことができる玩具です。

レゴブースト

初心者にとっても難しくなく、文字が読めない年の子供でも組み立てが出来るおもちゃとして人気な商品です。