2017年6月1日

UEFAチャンピオンズリーグ決勝会場はミレニアム・スタジアム!欧州最高峰の舞台はどうやって決まる?:海外の反応

ついに、6月4日・午前3時45分の開催へと迫ったUEFAチャンピオンズリーグ2017決勝戦

欧州最高峰の決勝戦を開催する会場として、イタリア・ミラノにあるサッカースタジアム「ミレニアム・スタジアム」での開催が発表されました。

欧州のサッカー連盟では、各国スタジアムごとに細やかなランク付けが成されていると言われており、今回のUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦の舞台として選ばれることは、世界中の注目を集める名誉に輝く舞台であると言えます。

では、このチャンピオンズリーグ決勝戦が開催地となるスタジアム会場は、一体どのようにして選ばれるのでしょうか?

今回は、UEFAチャンピオンズリーグ決勝として選ばれるスタジアムがどのようにして決まるのか?といった謎に迫ります。

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UEFAチャンピオンズリーグ決勝の舞台となるミレニアム・スタジアム


(画像出典:Wikimedia Creative Commons photo by Zureks)


(動画引用・出典:Youtube サッカーチャンネルhighlights1897 動画より – https://goo.gl/VVKeri)

ミレニアム・スタジアムは、ウェールズの首都カーディフにあるスタジアム。

ヨーロッパでは2例のみという数少ない「開閉式屋根天井」を持ったスタジアムで、あらゆる天候に対応する全天候型の近代スタジアムです。

主にラグビーやサッカーの試合に使用されており、特にラグビー界においては「ウェールズ代表の聖地」とも言われています。

収容人数は74,500人、前回2016年のチャンピオンズリーグ決勝戦の舞台となったイタリア・ミラノの「サン・シーロ」は最大収容人数80,000人とされており、前回よりもやや小ぶりのスタジアムとも言えます。

1999年に実施されたイギリスの「ミレニアムプロジェクト(2000年記念事業)」の一環として建設されたこのスタジアムでは、ラグビーワールドカップ1999・2015の舞台となったことをはじめ、2012年のロンドンオリンピックにおけるサッカー競技の会場としても使用された国際的な開催実績を持ちます。

イングランドサッカーにおいては、カップ戦の決勝戦会場としても知られ、2001年から2006年までの期間に、FAカップやリーグカップなどでミレニアム・スタジアムが使用されました。

今回のUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦では、ヨーロッパ各地で相次ぐテロ行為への懸念などもあり、欧州で2つ目の導入例となる「開閉式屋根天井」に着目したテロ対策などが検討されています。

UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦の会場はどうやって決まる?

世界中のサッカーファンが注目するチャンピオンズリーグ決勝の舞台。

その会場は、UEFAの厳正な審査基準を満たす最高評価の「カテゴリー4」の名誉を受けたスタジアムから、UEFA理事会の審査によって選抜されます。

UEFAが定めているスタジアムのカテゴライズには「カテゴリー1・2・3・4」の等級が定められており、この「カテゴリー4」の審査基準として定められた91項目にも渡る膨大な審査基準をクリアし、厳正なる審査と欧州最高峰の舞台となるに相応しいだけの条件を満たしたスタジアムだけが、UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦の開催地として選ばれます。

UEFAが定めるスタジアムの格付け

UEFAが定めるスタジアムの格付けは、かつてはあのミシュランと同じく、「一つ星」から「五つ星」までの5段階評価の方式を採っていましたが、2006年に現在の「カテゴリー1・2・3・4」までの4等級による分類方式になりました。

2010年時点のUEFAのスタジアムに関する公式資料「UEFA Stadium Infrastructure Regulations Edition 2010(2010年度版・UEFAが定めるスタジアムの構造と基準)」によると、全部で91項目にも渡る詳細な内容から、UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦の開催にもふさわしい「エリート・スタジアム」を審査する旨が公開されています。

下記に、その一例をご紹介します。

  • フィールドと客席の間に防護フェンスを設置していない。
  • 最低18台のテレビカメラと広告看板を設置するスペースがフィールドの周りに確保されている。
  • 両ゴールと観客席の間に、合計で最大150人の写真家が待機できるスペースが確保されている。
  • ホームチーム、アウェイチーム、レフェリーのそれぞれに、広く、明るく、清潔なロッカールームが用意されている。
  • ホームチームとアウェイチームのロッカーに差別があってはならない。
  • 適切な薬物検査室がある。
  • 主要なカメラに1400ルクス、その他のカメラに1000ルクスの光量が確保されている。
  • 緊急時でも平常時と同じだけの照明がスムーズに供給できる。
  • 最新のセキュリティシステムを導入している。
  • スタジアム内外での観客の行動を永続的に監視できるシステム(映像はカラー)を導入している。
  • 不審者を発見したときや何か揉め事があったときに警備員などがすぐに出動できる態勢ができている。
  • スタジアム内外に、そのスタジアム独自の特徴がある。
  • 体の不自由な人、及び付き添いの人のための席が最低2ヶ所、それぞれ50席以上用意されている。その人たちのためのトイレやバーを完備している。
  • 十分な数の清潔で広いトイレが男性用、女性用ともに用意してある。
  • UEFAが定めた指針に準拠したマスコミ用の設備(カメラの位置、記者席、テレビスタジオなど)を設けている。
  • 主賓用の特等席を150室以上設置している。
  • 通常の航行に加えて60以上のチャーター機が受け入れ可能な国際空港が近くにある。
  • UEFA関係者らのために1000室以上の5つ星ホテルを用意できる。その他にも十分な数の宿泊施設がある。

…2017年現在では、UEFAのスタジアム審査の基準も時代にあわせて変化してきているとも言われており、今回チャンピオンズリーグ決勝戦の舞台として選ばれたサン・シーロことスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァでも、欧州各国で多発するテロへの警戒を強めて、開閉式のスタジアム天井を閉じての決勝戦開催を検討していると報道されています。

UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦の候補となる「カテゴリー4」の審査基準

基準 「カテゴリー4」スタジアムの審査基準
フィールド 長さ105 m 幅68 m
審判控室の最小サイズ 20 m2
最小投光照明 1 400ルクス、全方向
VIPの駐車スペース 150
立ち見観客席 不許可
最小シート数 8 000
最小VIPシート 500
ビジターチームのためのVIPシート 100
VIPのための歓待エリア 400 m2
最小メディア用エリア 200 m2(75名)
最小カメラマン数 25
メインカメラのための最小スペース 10 m2(4台)
プレスボックスにおける最小シート数 100 50はデスク付き
実況放送席の最小数 25
TVスタジオの最小数 2 少なくとも一箇所はピッチが見える
試合後インタビュー位置の最小数 4
放送トラックのための最小屋外エリア 1 000 m2
プレスカンファレンス室の最小座席数 75

栄えあるUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦の舞台としてふさわしいとされる「カテゴリー4」の審査基準が上記のもの。

その最小収容人数は8,000人とされていますが、2006年以降には、実際にUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦の開催スタジアムとして選ばれた会場の中に「6万人未満のスタジアム」はありません。

2016年、2015年のチャンピオンズリーグ決勝戦の舞台となった「サン・シーロ(イタリア)」「ベルリン・オリンピアシュタディオン(ドイツ)」を例に挙げると、今回のサン・シーロと同様に、「国内最大級の観客収容数」に加えて、「近代的な設備」「VIPおよびマスコミに対する専用設備」「オリンピックなど国際舞台としての開催実績」「開催地と会場としての歴史文化」「サッカーやその他スポーツにおける国際的な知名度」なども基準の要因になっているようです。

CL決勝戦ではスタジアムの屋根を閉じて開催?

イギリスメディアの「ミラー」誌が報じたところによると、UEFA側では、チャンピオンズリーグ2017決勝戦を、ミレニアム・スタジアムの屋根を閉じた状態で開催することを検討しているようです。

5月11日に、モナコとのチャンピオンズリーグ準々決勝に向かうドルトムントの選手バスを狙ったテロリストによる爆破事件が発生したことから、欧州最高峰のフットボールクラブが激突する、いわばフットボールのシーズンを締めくくる「チャンピオンズリーグ決勝戦」の舞台において、前回のようなテロ行為が発生してしまうことを懸念した入念な議論が行われているとのこと。

「スタジアムの屋根を閉じた状態で決勝戦を開催すれば、ドローンを使用した空中からのテロ行為を未然に防ぐことができる」と伝えられており、当日の会場には、既に1万5000人を超える警備部隊を配備することが決まっているとされています。

今回の「ミレニアム・スタジアム」での開催そのものも、ともすれば「ヨーロッパに2例目の開閉式屋根天井」を持つことが「テロ対策の1つ」として会場決定の要因の1つとして挙がっていたのかもしれません。

栄えある欧州最高のクラブチームを決定付けるチャンピオンズリーグ決勝戦。

6月4日の当日が今から待ちきれません。

Twitterの反応

海外の反応

Hazel Diaz「レアル・マドリードがここでプレイするんだ!ここで!イエー!」

skampachannel「…そしてユベントスが勝ち、王者に輝くんだ。」

musica come lingua「レアル・マドリードはここで敗北するんだよ。」

smith db「そんなチャンスは有り得ないね。レアルのための1日が到来する、ウェールズはベイルのためにレアルサポーターとなって押し寄せるよ。」

Alex Coser「今年は私達の年だ。このスタジアムで私達は勝利する。カモォォォオンユーヴェェェェェエ!」

Dani Bolocan「ユーベのためにぃぃぃ!」

ryan juventini「ユーベのために」

Maakhir Coast「強きユヴェントスは、彼らの誇りと歴史、そして誰よりもブッフォンのために、その呪われた王杯を奪い取らなければならないんだ。」

musica come lingua「共感するね!それこそがスポーツの歴史における正義だよ。」

Agboy Nainggolan「さぁ、ユヴェントス対レアル・マドリードだ。」

(引用・出典:Youtubeコメント欄より翻訳 – https://www.youtube.com)

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